任天堂の顧客対応の姿勢

先月末に発売された、「大乱闘スマッシュブラザーズX」というゲームで出ていた、ディスクが読めないトラブルについて任天堂から発表がありました。
完全に因果関係が分かっているわけではなさそうですが、タバコのヤニやホコリ等の汚れが原因で今回初めて使った2層のディスクが読めない事があるというのが原因だそうです。
で、やっぱりすごいのがその後の任天堂の対応。
原因が汚れということでユーザーの使い方によるところが大きいはずですが、ユーザー自身がレンズクリーニングをする手段が無いという理由で、無償(送料も着払い)でレンズクリーニングをしてくれるそうです。
今までも、Wii発売直後のストラップ問題に対する対応(→発表)や、過去の発売分まで含めて20億円かかったとも言われるWiiリモコンジャケットの無償配布(→発表)ということがありました。
日頃からこのような対応を見ていると、「任天堂のすごさを垣間見たとき」のような話もきっと本当のことなんだろうなという気がします。
以前、eAT KANAZAWA '05というイベントで、宮本茂さんが「たくさんの世代の人にゲームで遊んで欲しい」というようなことを話されていましたが、私もWiiで久しぶりにゲームを購入したという任天堂の作戦にやられた口です。
こういう真摯な対応をみていて、任天堂という会社が好きになりました。
今も事件や不祥事で対応を迫られている会社がいくつかありますが、どういう対応をするでしょうかね。