iPhoneを数日使ってみて

iPhoneを入手してから4日ほど使ってみて、良いところも悪いところもありました。
使ってみて良いなと思ったところは、

マップがすごい

GPSの精度が思ったよりも良い、というか非常に高精度です。
マップ上で現在位置を自動追尾するし、画面も自動的にスクロールするので、ちょっとしたナビとして十分使えそうです。
ちなみに、購入直後はGPSの測位が全くできず、日本では使えないのか?などと悩みましたが、絶対に測位できそうな所(近所の公園)で試したら無事に測位できました。一度測位できたあとは、最初できなかった場所でも安定して使えるようになりました。

どこでもインターネットにつながる

3GはWi-Fiに比べて遅いとはいえ、圏内であればどこでも普通にブラウザが使えるというのはやっぱり良いです。
個人的にはWikipediaiPodiaで使っていて、普段の会話で知りたいと思った事をすぐに調べられるのが便利です。

日本語入力がすばらしい

iPhone OS 2.0から、テンキーで子音、フリックで母音を入力するように設計された新しい日本語キーボードが用意されています。
フリックする方向を覚えるまで少し慣れが必要ですが、慣れれば非常に早く入力できそうです。

カメラが手軽

素数も少ないし、AFもライトもないし、画質の調整もできませんが、撮ろうと思ってから実際に撮影するまでが早いです。
性能的には携帯電話の方が良いのでしょうけど、気軽さという面ではiPhoneの方が勝っている気がします。
綺麗な写真を撮りたいときはデジカメを使うので、ちょっとしたメモ用途の撮影はこれからiPhoneになりそうです。
PCに画像を移すときにいちいちメモリカードに移す手間がいらないというのも良いですね。


逆に残念なところは、

日本語入力の予測変換が遅い

慣れれば便利そうなテンキーでの日本語入力ですが、ときどき予測変換の変換候補の表示待ちで固まってしまう時があります。
入力がスムーズな分、ここが非常に残念。

Safariが不安定

iPod touchでも見られた現象ですが、ブラウズしてるとSafariが時々クラッシュします。

関数電卓が16進数に非対応

iPhone OS 2.0 から、電卓で画面を横にすると関数電卓になるようになりました。
この関数電卓で16進数での計算や、10進数と16進数の変換ができると期待していたのですが、残念ながら基数変換には対応していませんでした。
アドレスの計算やRGBの色コードの変換などにWindowsの電卓の代わりが欲しかったのですが、標準アプリでは実現できませんでした。

ニコニコ動画が見れない

iPhoneは専用のビュアープログラムでYouTubeがみれます。でもやっぱり日本ではニコニコ動画が外せません。
FlashSafariで表示できるようになるか、それより先にニコニコ動画のビュアーアプリが出るか。ニワンゴさんお願いします。

Softbankのメールアドレスはいらない

iPhoneを契約すると、xxxxx@i.softbank.jp という専用のメールアドレスがもらえますが、このメールはIMAPサーバで管理されます。
でもメールの保存期限が30日と非常に短いうえに、メールアドレスの変更方法やアカウントの初期設定が普通のPCと同じくらい難しいので、PCに慣れていない人の中には自分で設定できない人も多いのではないでしょうか。
機種変更の人もメールアドレスが変わってしまうし、購入時にアカウントの設定がされていないようなメールなら、最初から「メールアドレスはありません」とか「GMail使ってください」とか言われた方がスッキリして良かったような気がします。


いろいろ書きましたが、やっぱりiPhone買って良かったなというのが正直な感想です。
アンケート結果によると、あまりインターネット接続機能は重視されていないようですが、どこでもインターネットと普通のブラウザが使えるというのは、価格に見合うだけど価値はあるような気がします。

おまけ

あと契約するまで忘れてましたが、iPhoneSoftbankなのでお父さんがもらえるかもしれません。

我が家では、iPhoneよりもお父さんの方が人気でした。